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【ドクターズコラム】花粉アレルギーを根本から治療する「舌下免疫療法」とは?

5月初旬も過ぎると、スギ花粉の季節も終わりに近づきます。花粉症でお困りの方は、ようやく薬の使用を終える頃を迎えるのではないでしょうか。「また来シーズン」と思っている花粉症の方に、紹介したい治療法があります。それは「舌下免疫療法」というもので、アレルギーを根本から治療する方法です。今までのように、アレルギー症状が出るたびに点鼻薬や内服薬を使う生活から、もしかしたら抜け出せるかもしれない治療法です。

2017年現在、「スギ」と「ダニ」に対してこの治療を行うことができます。以前から、皮下注射によって長年行われている「皮下免疫療法」がありますが、病院やクリニックで注射を行う必要があることや痛みをともなうことから、あまり普及しませんでした。一方、日本でも行えるようになった「舌下免疫療法」は、自宅で毎日行うことができ、通院も時々で済みます。また注射と違い痛みは無く、簡便に行えます。やり方は、一日一回スギまたはダニのアレルギー物質を標準化した製剤を、下の前歯と舌の間に1,2分保持し、その後薬を飲み込む要領で行います。この治療法は、少しずつアレルギー物質に対する体の免疫反応を変えて、アレルギー症状が出にくくしていきます。毎日行う必要がありますが、2,3年続けた多くの方で効果を発揮することが分かっており、アレルギー症状が軽快して薬を使わなくても済むようになった方もいます。

「舌下免疫療法」治療を行うには。気になる費用はどれくらい?

この治療を行うにはいくつかの条件があります。
◆病院でスギまたはダニに鼻アレルギーがあることを診断してもらう必要があること
◆12歳以上であること
◆その他いくつかの基準
があります。
舌下免疫療法の治療を受けたい鼻アレルギーの方は、病院に行って相談されるとよいでしょう。

5月中旬から年末までは、スギの舌下免疫療法を開始できる時期です。スギに関しては、スギ花粉が飛散している時期は始められないので、治療を開始する時期として、この時期が適当とされています。

舌下免疫療法が日本で始まったのは、スギ花粉からで、その後、ダニに対しても治療が始まりました。スギ花粉症の方だけでなく、ダニによる通年性アレルギー性鼻炎の方にも行えるようになったことで、多くの鼻アレルギーの方が治療を受けられるようになりました。また近々、12歳より低年齢の小児にも適応が拡大される予定にもなっており、この治療法が身近になることが期待されます。

この治療の注意点としては、治療開始時は個人差でアレルギー症状が強く出ることがあるので、初回は病院で行う必要があるということです。アレルギー症状が強く出る確率としては、道端で交通事故に遭ってしまう確率よりは、はるかに低いのですが注意がいります。

気になる費用ですが、保険適用され3割負担で毎月約3500円程度ですので、1日約100円程度になります。今までの鼻アレルギーの治療費が今後も長年続くことを考えると、根本的な治療としてやってみる価値はあると思います。ただし、症状が有る日も無い日も治療を継続する必要があり、それを2,3年以上毎日治療継続しなくてはいけません。人によっては、毎日継続することを忘れてしまうこともあるでしょう。多少の猶予はありますが、この治療を開始された方は、舌下治療を毎日のルーティーンに取り入れ、是非継続してください。

ドクター
筑波大学医学医療系 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
田中 秀峰 先生

鼻副鼻腔疾患に対し興味を持ち、外来診療や内視鏡手術をしています。
できるだけわかりやすく説明するように心がけています。

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