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【ドクターズコラム】アレルギー性鼻炎の「三大症状」を ひも解く

花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎の三大症状とは

花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎の三大症状といえば、「鼻水」「くしゃみ」「鼻づまり」です。
鼻水は、無色透明でサラサラしていて水っぽく、ティッシュにすぐに浸みこんでしまいます。くしゃみは、繰り返して起こるのが特徴的です。鼻づまりは、“アレルギーの原因を鼻から吸い込むと”、その後長時間にわたり鼻の粘膜がむくんで鼻づまりとなります。
「モーニングアタック」などと言われるように多少時間帯によって変動はありますが、軽い鼻づまり感で済むときから、時として完全に鼻がつまって、口呼吸せざるを得なくなることもあります。
このアレルギーを起こす原因となっているものを「アレルゲン」と呼びます。

アレルギー性鼻炎では、スギ花粉やヒノキ花粉、イネ科、ブタクサなどの草木の花粉、昆虫やペットの毛、そしてハウスダストやダニ、カビなど屋内の細かい粒子がアレルゲンとして代表的です。
これらアレルゲンを鼻から吸った後、数分から数時間の間に三大症状が出てきたら、アレルギー性鼻炎が発症している可能性があります。

ただし、この三大症状は「かぜ」の鼻症状でもあり、見分けがつきにくい場合があり注意が必要です。特に、アレルギー性鼻炎の人がかぜをひいた場合です。これは外来で診察しても見分けが難しくなります。

ただ、アレルギー性鼻炎では、“同じアレルゲンを吸うと”三大症状のいくつかが“繰り返し出る”ことが一つのポイントになります。例えば、ハウスダスト・ダニのアレルギーでは、掃除機をかけた時や布団に入った時などに、症状が繰り返し出ればアレルギーの可能性が高くなります。

症状は鼻だけじゃない、関連する症状にも注目

では、アレルギー性鼻炎の三大症状の他にはどんな関連症状があると思いますか?
多いのが、眼の症状です。目がかゆくなり涙が多く出ます。鼻のようにアレルゲンを大量に吸い込んで粘膜に吸着することはありませんが、開けている眼の結膜に風で運ばてきたアレルゲンが自然に吸着し、鼻の粘膜で起きていることと同じく目の結膜の粘膜でアレルギー反応が起きて症状が出ます。

また、のどの症状も時々みられます。のどの粘膜にアレルゲンが付き、アレルギー反応が起きてかゆみや違和感を覚えます。人によっては、のどの症状として咳がでます。特に三大症状の鼻づまりがひどくなると口呼吸となり、より多くのアレルゲンが直接のどの粘膜に吸着することも要因に挙げられます。

その他、意外と知られていないのが皮膚の症状です。スギ花粉が飛散している時期に肌が荒れてカサカサして、化粧のりが悪くなることを感じます。これも実は、鼻アレルギーの関連症状の一つで、アレルギー性鼻炎を持っている方が皮膚のトラブルを抱えていることはしばしばみられます。

ドクター
筑波大学医学医療系 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
田中 秀峰 

鼻副鼻腔疾患に対し興味を持ち、外来診療や内視鏡手術をしています。
できるだけわかりやすく説明するように心がけています。

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