枕の向きはどこがベスト?

枕の向きはどこがベスト?

この先生が監修しました

李 誠晋( リ・ソンジン)先生

レイコップ株式会社
代表取締役

根本的な原因をコントロールして病気を事前に予防する原則で治療に臨む。

米国Duke大学経営学修士
韓国翰林医科大学医学士
韓国臨床内科認定医
韓国免疫学会会員
肥満と糖尿病治療認定医
不眠症治療認定医


枕はどの方角に向けて置くとよいのでしょうか?日本では北向きでなければどちらの方角でもよいという雰囲気がありますが、枕を置く方角にはそれぞれ意味があるようです。そこで、枕を置くのに向いている方角について風水等での考えや伝統的な慣習を医学的な観点も含めてご紹介します。

枕の向きと運気の関係

枕の向きについては、風水や一部の信仰で明確な解釈がなされています。昔から風水では運気を向上させるためには、寝るときの枕の向きが重要であると考えられていました。以下、運気と関連してよく言及される枕の向きについての風水の考え方になります。

北向き: 伝統的な中国の風水では、頭を北に向けて寝ることは避けるべきとされています。これは、「死者の向き」と関連付けられるからです。

南向き: 頭を南に向けて寝ることは、健康と寿命を向上させると信じられています。

東向き: 頭を東に向けて寝ることは、キャリアの成功をもたらすとされています。

西向き: 一部の信念では、西向きはスピリチュアルな成長や直感力を高めるとされています。

ただし、これらは科学的根拠にある内容ではありません。あなた自身が快適に眠れる位置を見つけることが最も重要です。

昔から言われている「北枕はNG」のワケ

"北枕"が不適切とされるのは、主に日本の伝統的な文化や習慣、特に仏教の習慣によるものです。日本では死者が葬儀で寝かされる方向が北向きであるため、「北枕」は避けられる傾向にあります。これは聖者仏陀が北向きに横たわって亡くなったという伝説から来ています。

「北枕は縁起が悪い」というのは、葬儀の際の遺体を北枕で安置するからというのが一般的です。しかし、遺体の枕の向きはお釈迦様が亡くなったときの枕の向きに由来しているのに、仏教国のインドでは北枕を避ける風習がありません。それどころか、お釈迦様は日常的に北枕で寝ていたため、逆に「北枕は縁起がよい」としているそうです。
当時は家のすき間が多い木造建築だったため、北枕で寝ると、北風がすき間から入ってきて首元が冷え、病気になりやすかったためではないかという説もあります。諸説ありますが、現在の気密性のよい家では北枕だからNGというのは気にする必要ありません。

また、医学的見地からは、枕の向き自体が直接健康に影響を及ぼすという証拠はありません。

風水の運気が上がる枕の向きとは

風水ではそれぞれの方角に意味があります。例えば、日本では縁起が悪いとされている北枕ですが、風水では気が北から南へ向かって流れると考えられているため、最もよいとされる方角です。健康運や金運に加え人間関係もよくしてくれるため、幅広くおすすめできる方角です。また南は直観力や発想力が冴えて寝つきが悪くなるため、枕の向きとしてはあまりおすすめしないとも言われています。逆にクリエイティブや芸術思考の人には人気のある方角のようです。

東は太陽が昇る向きであるため、風水では若さやエネルギーを象徴する方角です。そのため、仕事運を高めたい人には東枕がよいでしょう。逆に西は太陽が沈む方角のため、落ち着きや静けさを象徴します。そのため、心身共にゆっくり休みたい人には西枕がおすすめと言えます。

運気をアップするための正しい枕の向きはある?

「風水」の観点から見ると、枕の向きは非常に重要とされています。「風水」では、健康と安定した睡眠を促進するため、上向きには「山」、下向きには「水」を配置することが推奨されています。それをベッドとバランスさせるため、一般的には、頭側は北向きに、足側は南向きにベッドを配置することが良いとされています。

ただし、これは一般的なガイドラインであり、その地域や個々の人々の信念によって変わることがありますので、自分の気持ちや習慣に合った方法を選んでいただくのが最善です。それにより、良質な睡眠とポジティブなエネルギーがもたらされ、運気をアップさせることが可能になります。

西枕はダメと言われる理由は?

"西枕"とは、頭を西に向けて寝ることを示しますが、このような表現は日本の伝統的な信念からきています。西へと向かうことは、日が沈む方向、つまり死と結びついているとされています。そのため、特に古い時代の日本では、西を向いて寝ること(西枕)は不吉であると考えられていました。

ただし、これは信念や迷信であり、現実的な生活には直接影響を与えないと考えられています。西枕であることを意識する前に、睡眠環境を整えることが大切です。睡眠の質は、寝具の快適さ、環境の静けさや暗さ、体の健康状態、ストレスレベルなど、数多くの要素によって影響を受けます。方角よりもそれぞれの人が最も快適に感じる睡眠環境にすることが重要です。

枕の向きと健康状態の関係はある?

一部の研究では実際に枕の向きや選び方が健康状態に影響を及ぼす可能性が指摘されています。一般的には次のような関連性があるとされています:

1. 寝具の姿勢:枕やマットレスの適切な高さや固さは、頭と首、背中の健康を保ち、筋肉の緊張や不快な圧迫感を軽減します。枕が低すぎると首筋に余計なストレスがかかりますし、高すぎると頭部と背部の間に不自然なカーブが生じ、これが一晩中続くと筋肉痛を引き起こす可能性があります。

2. 快眠のための環境作り:寝るときの枕の向きは環境ノイズや光源に影響を受けます。例えば、窓からの光や音を避けるために特定の向きで寝ることが必要かもしれません。これは特に深部睡眠を重視し、充実した睡眠をとるために重要です。

3. 集中力や気分:十分な睡眠を得られないと、集中力や気分に影響し、ストレスやイライラを引き起こす可能性があります。

ただし、枕の向きについては、風水の考え方によると頭の向きも重要だとされていますが、科学的な立証はまだ不十分です。

なお、個々の健康状態や症状に合った対処方法を導き出すためには医療専門家の助けが必要です。特に普段から睡眠障害や首や背中の痛み、頭痛などの症状が出る場合は、医師や専門家に相談することをお勧めします。

体調不良やうつ病は枕の向きで治る?

残念ながら、枕の向きが直接的に体調不良やうつ病を治すという科学的な証拠は現在のところありません。
それでも、快適な睡眠は全般的な健康に貢献します。適切な枕の高さや固さ、それに寝室の環境(温度、光、騒音など)が睡眠の質を改善し、結果的に体調をよくすることができます。
しかしながら、うつ病のような深刻な精神疾患については、専門的な医療的介入が必要であることが多いです。もしご自身やご家族がうつ病の症状に悩んでいる場合は、早期に専門家に相談することを強くお勧めします。

まとめ

枕をどの方角で置けばベストなのか、という考えは様々な文化や伝統で考え方が異なりますので、一概に「この方角が良い」と言えません。

枕を選ぶ際には、カーブ型の柔らかい枕を選ぶことをお勧めします。 人は1分に10~15回息をするので、1時間に600回首の骨が動くので、硬かったり高い枕は避けた方が良いでしょう。 枕の高さは頸椎のCカーブを自然にサポートしてくれる高さである10cm程度と適当だという研究結果がありますが、個人差がある可能性があります。

現在、科学的・医学的な観点から立証されている「枕を置くベストな方角」はありません。一般的には、枕を置く方角よりも、寝室全体の配置や快適さが特に重要であり、それが良い睡眠を導くことが広く認識されています。ベッドの位置は、部屋の形状、窓、ドアの位置、暖房や冷房の風が直接当たらない位置などを考慮して決めると良いでしょう。最終的には、ご自身が一番リラックスでき、深い眠りを得られる寝室の配置を見つけ出すことが重要です。


まくらの除菌・掃除もできる布団クリーナー「NewStyle RAYCOP」

NewStyle RAYCOP
最軽量、コードレス。使いやすさを
追求した「ストレスゼロ設計」

ブログに戻る