太陽が全ての生命の源、すなわち布団も天日干しさえしていれば問題ないと思っていた。
天日干し後の布団は気持ちいいしダニも退治されている気がする。私が布団にしてあげられる最大のケアはそれだと実家で学び、ひとり暮らしをしてからずっと実践してきた。晴れの日も雨の日も同じ布団たちと過ごし、どんな時も私を包み込んでくれた布団たち。気付けば初めての夜から約15年。TVも炊飯器も変わったのに布団だけは変わらずピカピカなことが私の誇りだった。
■22世紀の未来型ロボット
だからレイコップを試す日は気乗りしなかった。上記のケアだけでなく時々洗濯もしている。見た目では布団に何の汚れもない。
「あー・・うん・・け、けっこうホコリっぽいのも取れるね」と大した成果が無い中でレイコップを使ってよかった感を出すのはしんどいなと思っていた。
箱から出してもドラえもんの映画に出てくる偵察ロボットにしか見えない。
■悟りの境地
吸引力など期待できそうもなく、ふとイギリスの某メーカーの方が良いのではと悪魔が頭の中でささやいた。
「どんな結果でも大人の対応をしよう。」私は悟りの境地でスイッチを押した。
同じボタンを押すだけで敷き布団、掛け布団とモードが切り替わって説明書要らずなことはありがたい。羽毛布団モードもボタン1つで切り替えられる。動かすことも片手で十分、ほとんど負担もない。ローラーがあって布団全面スイスイ動かせた。
音も静かだ。マンション暮らしは音漏れの気を遣うが、これなら夜寝る前も使えそうだ。
「これなら成果が無くても使い勝手の良さで感想が書けるな!」と思っていると異変に気付いた。
新品で真っ黒だったフィルターが1分も経たずして真っ白になっている。
■生まれて初めての体験
生まれて初めて三度見をした。クイックルワイパーを部屋中でやってもこんなにはならない。布団に埃が溜まることも意識してなかったのに、量も尋常ではない。現実から目をそむけつつ、1枚の敷布団の掃除を終えた。
この冬、私は埃に包まれて眠っていたことを自覚した。驚きと悲しみの余りにパニックになり、布団を捨てられる曜日の確認をするところであった。
自分で使うのももちろん、人を泊める時に貸すこともこれではできない。埃で人をまぶす非道な行為をするようなものだ。
その後、家の全ての布団を掃除した。面倒がなくサクサク掃除できるからすぐに対応ができた。計2回!フィルターを交換するように通知された時は誠心誠意対応した。(フィルター掃除も水洗いOKだからストレスを感じずにできた)
その夜は不思議とすぐに寝つけて途中で目覚めることもなかった。衛生的になったことはもちろん、除菌と清掃を同時にレイコップがやってくれたことにより、大きな安心感を持って眠ることができたのだと思う。
十分に習慣に加えられる手軽さと大きな安心感。今後も大切な睡眠の質を上げるためにレイコップを使っていきたい。
東京都品川区 高早様 33歳 男性 ※個人の感想であり効果・効能を示すものではありません。