ふかふかになったふとんにくるまって眠るのは、至福のひとときですね。でも、これからの季節、35度を超える猛暑だったり、突発的なゲリラ豪雨があったり、さまざまな事情によってふとんを干せないことも。そんなときでも、手軽にふとんをお手入れできる方法をご紹介します。
干したい!干してもいいの?
猛暑・酷暑?!、急なゲリラ豪雨など干せない理由と、干さない選択。

ふとんを干す際に最も気になるのは「天気」。
夏の強い日差しは理想的に思えますが、突然の夕立やゲリラ豪雨で台無しになることも。猛暑の中でのふとんの天日干しには、いくつかの注意点があるのです。
・ふとんダメージの原因
:長時間の直射日光はふとんの素材を傷めて劣化を早めてしまう可能性があります。
・再湿気の可能性
:午前中の早い時間帯に干しても、夏は夕方にかけて湿度が上昇してしまうため、
湿気をふとんが吸収してしまって干した効果が半減。
・寝苦しさ
:強い日差しの中でふとんを干すと、ふとんに熱がこもってしまい寝苦しくなることが
あります。
・ダニの移動
:ふとんが熱くなると、ダニは涼しい裏側へ移動してしまうため、天日干しだけではダニ
を完全に駆除することは困難です。
また、近年増加傾向にあるゲリラ豪雨も、ふとんの天日干しを躊躇させる大きな要因です。
せっかく干したふとんが突然の雨に濡れてしまえば、臭いやシミの原因になるだけでなく、完全に乾かすことができずに、カビの発生を招く恐れもあります。濡れてしまったふとんを自宅で完全に乾燥させるのは至難の業です。いつ降ってくるか分からない雨に備えていては、安心して出かけることもできません。
ふとんのお手入れをしないとどうなるの?

ふとんを干せない日が続くと気になってしまうのがダニやカビの繁殖です。ダニはふとんの湿気や、人間の肌であたためられた温度が最適な住環境なのです。実は干すだけではダニはほとんど死滅しません。ほっておくと、ダニはどんどん増え続け、身体に影響を与える場合もあります。ふとんのダニやカビはしっかり除去することが必要なのです。また、寝汗など、ふとんに湿気がたまってしまうとカビも繁殖しやすくなってしまい、臭いやふとんの劣化の原因になるので、ふとんに湿気を溜め込まないことも大切です。
ふとんクリーナーや、ふとん乾燥機を上手に使うと早くて簡単
▶「RS5」(布団クリーナー)
天日干しができないなか、「ダニやカビは気になるけれど、どうしたらいいのかわからない。」という方は多いと思います。そんな人におすすめなのが、ふとんクリーナーやふとん乾燥機をを使ったお手入れです。
普通の掃除機でふとんを吸い込むのは衛生面的に気になったり、アタッチメントを取り換えるなどの手間の割にうまく操作ができなく面倒だと思う人も多いのではないでしょか。
一方ふとんクリーナーは、ふとんに吸いつきにくいように開発されています。滑らかな操作性でストレスを感じずに手入れができます。家中を掃除した掃除機をふとんにも使用するのは衛生面でも気になりますが、ふとん専用であれば清潔に使用できるのもメリットです。
さらに、UVランプでダニを弱らせ、ふとんの表面に餌を食べに集まったダニを叩き出して、吸引する効果があるのでしっかりとダニを含むハウスダストを除去することが可能です。
▶ 「モナミ(RFK-100)」(布団乾燥機)
ふとん乾燥機は、温風でふとんを温めて湿気を取り除くことで、ダニ対策と快適な寝心地を提供します。また、温風で湿気を取り除いたあと、室温の空気を送風で送り込めば、ふとんも適温に冷めるので睡眠を妨げることもありません。
さらに、ふとんだけでなく、靴や洗濯物の乾燥にも使える多機能なモデルも多く出ているので、一年を通して活躍します。
夏の猛暑や突然のゲリラ豪雨から、ふとんを守り、ダニやハウスダストから家族の健康を守るため、ふとんクリーナーやふとん乾燥機を上手に活用することで、一年中快適で清潔な布団で、質の良い睡眠を手に入れましょう。
この先生が監修しました。

Dr. マイケル・リー
アメリカ・デューク大学2002年卒業。
大学卒業後、大学病院の医師として様々なライフスタイルの患者の治療に従事。
その後、治療現場の経験を生かし、アメリカの大手製薬メーカーJohnson & Johnsonで
医療製品開発の実務経験を積み、2012年にレイコップ株式会社を設立。
医師として、また開発者として、
「人々の暮らしをより健康で豊かに(Better Quality of Life)」という信念に基づき、
「暮らしの中の予防医療」を目指し、日々の生活習慣に溶け込むような製品の開発に取り組んでいる。






